「夫婦で食べすぎ」原因はコミュニケーション不足だった話

私のボディートーク体験談

夫婦で過食ぎみの時に受けたボディートークのお話です。



セッションを受けたのは私だけでしたが、結果的に夫にもセッションの効果が出て、お互いに過度な食欲が収まりました。


夫婦そろって食べ過ぎてしまう

私は定期的にボディートークセッションを受けています。


先日受けたセッションの主訴の一つとして

「なぜか食べ過ぎてしまう。しかも私だけでなく夫も」

というものを上げました。



しかも食べ方が異様で、胃の容量が少しでも空くと、すぐに食べ物を詰め込むといった感じ。



私も夫も、ちょっとしたお散歩や、なにかの用事で出かけるたびに必要以上に食べ物を買ってきてしまい、当時の我が家のお菓子コーナーには、常にお菓子が山と積まれている状態でした。笑



ちょうどボディートークを受けるタイミングだったので、主訴の一つにこの「夫婦そろって食べ過ぎ問題」をあげてみました。

夫婦ともにアウトプット不足

ボディートークをとおして、目に見えないエネルギーの側面から出た項目は、

「夫婦ともどもアウトプット不足」

というものでした。


夫婦のコミュニケーションが足りていない=お互いのエネルギーで補い合う・満たし合うことができない

という部分を、「食べる」という行為で補給していたようです。


エネルギー的な低血糖を起こしているような状態でした。

それを食べることで無意識に解消しようとしていたようです。



たしかに日頃、子どもを介したコミュニケーションや、子どものこと・家庭のことについての話は出てくるものの、お互いについての話はできていませんでした。



「今日、息子がこんなこと言ってたよ~」とか、「娘がこんなことしてたよ~」とかいったことはたくさん話していたし、子ども関係の悩みはお互いに共有できてました。


他に、仕事の状況とか、今後の住まいについての話などもしていました。



でもね、1対1でお互いのことを話すことはできていなかったんです。



たとえば、「今、なににハマってる?なにが好き?」とか「最近こんな経験から、どんなことを感じたか?」とか。



これは結構、「ご夫婦あるある」かと思います。



家庭のことや仕事のこと、毎日いろんなことが降ってわいてきて、それをどうにかしていくことで、いっぱいいっぱいになってしまう。


それは、とめどなく落ちてくる枯れ葉をひたすら掃いて、ひたすら掃いて…するかのごとく。



我が家でも、お互いのことを「家庭」も「子ども」も「仕事」も除いた一人の人間として接する時間がいつの間にか失われてしまっていました。


ボディートークで出てきた対処法

夫婦べしゃり場

単純に、お互いにたくさんおしゃべりする、というものです。

  • 今日あったこと。
  • 今読んでる漫画のこと。
  • 自分はこれが好き、これが楽しい。
  • こういったことに不快感を覚える、嫌だと思う。
  • パンダかわいい、動物の赤ちゃんかわいい。

…などなど。



結婚する前の出会って間もない頃のこと、まだ子どもをお腹に授かる前の二人だけの生活をしていた頃のことをなんとなく思い出しながら。


また、その頃の雰囲気・空気感をなんとなく感じながら、子どもが寝静まった後に、たくさんおしゃべりしました。

右手と左手のコミュニケーション

これは、体の声を聞くボディートークらしい体からのリクエストとして、セッションの項目にあがってきたのですが、

私の左手と夫の右手でコミュニケーションをとる

というもの。



なぜか、私ー左手・夫ー右手じゃないとダメで、なぜ体がこんな指示を出してきたのか全く分かりませんでした。



でも、私の左手と夫の右手を合わせたり、握ったりすると、とてもほわ~んとしたあたたかい感覚になります。

お互いにとても癒されて、しあわせな感覚に満たされました。



面白いことに、逆バージョンの私ー右手、夫ー左手で手を合わせるとなにも感じないんです。笑


不思議でしょう?

私もなんでこのパターンじゃないとダメなんだ?と不思議に思っていました。



いつも二人でいる位置も、夫が車の運転をして、私が助手席に座って家族みんなで車移動することが多いし、それだと私の右手と夫の左手の方が位置的に近いのに…。



それが昨夜ふと気づいたのですが、

二人がはじめて手をつないだとき、私の左手と夫の右手をつないでたんです!



出会って数回目のデートの時に、二人で山にある急な石段をのぼっていて、私がふうふう言いながら石段をやっと上っているときに、夫が私の左手をとって「がんばれー!」と右手で引っ張り上げてくれました。


なんだかとても印象的な出来事だったので、その日の日記にも書いていたぐらい。



夫もそのことを覚えていて、昨夜夫婦で納得したのでした。



ちなみにそのときセッションしていただいた施術士の方には、その話は一切しておりません。


私自身、日々の慌ただしさから、記憶の片隅に追いやられていたことだったので。



体ってすごい!

ボディートークって面白い!!



と、あらためて感じました。

その後、どうなった?

私も夫も、今までのような、胃の容量が少しでも空いたらとにかく食べ物を詰め込む、ということはなくなりました。


でも、面白いことに、やっぱり夫婦間の1対1のコミュニケーションが不足してくると、お互い食べまくってます。笑


この記事で書いた、ボディートーク中に出てきた項目(対処法)を実践すると、過剰な食欲が収まります。



なので意識して、お互いのことを話したり、コミュニケーションを取る機会を設けるようにしています。



ボディートークはその時々の自分や周囲の状況を見直す、とてもよいきっかけになります。



夫とはじめて手をつないだ時の、大切な思い出や、そのときの感覚も感じ直すことができました。


なんで私の左手と夫の右手じゃないとダメだったのか分かったときは、お互いを大切に想う気持ちをしみじみと感じて、思わずほろりと涙してしまいました。



ボディートーク、ご夫婦の関係性を見つめたいときにもオススメのセラピーです。



参考記事:ブログ記事こぼれ話 :2025年2月5日(水)

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